オイコノミア 悩める上司・部下へ 上下関係の経済学

オイコノミア 悩める上司・部下へ
上下関係の経済学

ゲストは大久保佳代子。
相方は大竹文雄(大阪大学教授)。
冒頭ではフライドポテト論争について。

上司が居酒屋で好きなもの頼んでいいぞって言うと、部下がフライドポテト頼んで怒られたってもの。
これでネットで論争になったみたいなんですね。

これは私はわりとどうでも良いかな、という部類。
未だになんで怒られるのかがよくわからないんですよね。
ファミレスじゃないんだってことですかね。

まぁそれは置いておいて。

さて、ここで大竹教授。
失敗 → 部下を叱る → ミスが減った
というスパンがあるのですが、これって最近では因果関係がないとされている。

で、街頭モニターみたいな感じで何人かに的に10回ボールを投げてもらいその平均点を出す。
その後2回本番で、どうだったか、というもの。

的には点数があって、中心から外側に向かって得点が下がっていくもの。

1回めが平均より下だった人が、2回めでは上がり、
1回めで良かった人が2回めで下がる、という症状が見られたんですね。

結果からはどちらも平均に近づくということ。

統計学的には、「平均への回帰」と言われるもの。

これを聞いて、なるほど、という感じ。
NBAバスケの選手で、ダークノビツキーという有名なシューターの選手がいるのですが、ファイナルの前半で、シュートが全く入らずダメダメだったのですが、後半神がかった成功数をおさめていたのを思い出しました。

この結果から、先ほどの叱るイコール成績が上がる、というのは結びつかない、ということでした。
しかし、又吉は、サッカー経験者で体育会系。必ずしも全員が全員そうではないだろう、と1つ付け加えていました。

■又吉のロケ
人材育成コンサルタントの鳥原隆志さんの会社へ。

ここでは、インバスケットというものを教えている。
それは、ある状況を設定して、限られた時間内に与えられた案件を処理するというようなビジネスシミュレーションゲーム。

面白そうだがしんどそう。。。
立場的にゲームを仕掛ける方なので、来年の新人研修はこういったことも考慮するのも一つかな、と。いや、範疇外ですけど。

これで、判断力、問題解決力、部下指導力を養うということが目的。
企業で課長や部長への昇進試験、官公庁での研修にも利用されている。

いくつも本を出版されているので、参考程度に手にしてみるのもひとつかと。

又吉にも幾つか問題を出していました。
自分がやるか、部下にやらせるか、という問に、あえて一つ上のレベルの難しい問題を出し、失敗という経験をさせるのもいい、ということでした。

失敗させる経験は、投資と捉えること。

▼クラッシャー上司
・仕事熱心で業績が良い
・部下をこき使う
・失敗するとネチネチ責め、部下を精神的に潰す

◎ゲスト登場
精神科産業医
松崎一葉
→ クラッシャー上司の名付け親

●選好の内生性
人の好みや考えは、経験や環境によって形成されるということ

クラッシャー上司対策 ロールプレイングを行い、自分自身に経験してもらい、わかってもらうことが大事。これによって、クラッシャー上司を減らしていく。

私が今の会社入ったばかりの頃は、ほんと、その人に関わっていた人はことごとく辞めていくというまさにそれだったのですが、彼に経験させても同じだろうな、と勝手に思っていました。私も辞めそうでしたし。。。
クラッシャーは本人がクラッシャーだということに気づいていない。

それよりも今すぐ何とかしたいという、短期的に解決したい、この状況から脱出したいという場合は、クラッシャー上司の部下だった人に会いに行くというのも一つ。
気持ちをシェアして楽になるということなんですね。その人自身はそれをクリアしているわけですから、クラッシャーに対してのマニュアルを持っているはずなんだということなんですね。

あとは会社と関係ない友人に話すというのも手段。認知してもらい、ストレスを和らげていくということ。

今回は上司と部下の関係でしたが、ドコに言っても会社勤めをする限りではこの関係はあります。
部下が上司を選べるわけではないですしね。

新人研修でものすごく評判が悪かった子が、希望の課からは断られ、電話サポートに回されていたのを見ました。
そこの上司とは3年目に突入しそうですが、ウマが合わないのかわかりませんが、未だに毎日叱られています。

オイコノミア「おしゃれの秋!ファッションの経済学」

今回の相方は大阪大学教授の大竹文雄さん
ゲストは篠原ともえ。
いやこの人キレイになった。でも元々こんなキャラだと、難しかったかもしれませんけどね。でもこっちのほうが好き。
現在はデザイナーもやってるとのこと。

 

又吉が求めるファッションは微妙な違和感。

冒頭では「流行がどうして起こるのか?」ということに注目。
大竹教授がオセロで開設。

新しいファッションなので、少々値段が高めの人がいる。
クロの中にシロが一つの状態。
安くなったりして徐々に広まっていくと最初に買った人は段々と面白くなくなってくるんですよね。
そうなるとまた違う色を求めてさまようわけです。
違う色、例えば赤が出てくるとそれに飛びつく感じ。
シノラーというのはそういったことから始まっていったみたいですね。

経済学でそういった人はスノッブという。
スノッブとは人と違うことに価値を感じる人のこと。
また、バンドワゴンとは人と同じことに価値を感じること。行列に並びたくなる人達ですね。
ラーメン屋とか行列ついてると並びたくなります?
これ、行列の長さにもよりますけど、あとは価値というか。
いつも行っているところが行列だと他行きますし、意外と全然並んでいないところでもおいしいところはありますしね。

コンサバがもてるということで、篠原さんもやってみたみたいですけど、上下同じカッコした人とすれ違ったらすごい恥ずかしかったって。

 

ここで、売る側としては価格競争に陥るよりも、差別化を量ることが大事。

●差別化…他の商品と明確な価値の違いを提示すること。
しないと自分がつけたい価値をつけれないんですね。

●独占力…差別化によって他にはない商品を作ることで、競争相手をなくすことができる力のこと

ここで企業をピックアップ。
企業名はNHKなので、表示されませんでしたが、社長が近藤広幸ということで、マッシュグループということがわかりました。

私も知らなかったのですが、検索するとすぐに出てきました。
元々はCGの会社だったのを12年前にアパレルに進出。
そもそもクローズアップされた原因は値段の付け方にありました。
それは、「見た瞬間に決める」ということ。
原価とか考えずにパット見て決めるみたいです。一般的な服の値段の決め方、セオリーをすべて無視。
ということで、制作チームとは価格設定の時に、ぶつかることもありそうな感じでした。

これがいくらだったら買うか、お客さんが驚くような価格を付けていっているんですね。

「ウチがやっていることを同じことができるならやってみろ」
というスタンス。

これも差別化ですし、そのスピリッツというのはファンがついてくるんじゃないかな、と感じています。
ここからある意味独占力につながっていくんですよね。

このお店にい行けば、ここにしかないものが手に入る、値下げもされない経験が繰り返されて、それがブランドとしての信頼となり、重ねられていくわけです。

★自由に価格をつけるには独占力をつけるべし★

 

 

消費者の中に起きている変化があって、服や靴に書けるお金が年々減っているというデータがありました。
消費者にとって、ファッションの意味が福でなくなってきているという内容。

 

経済学でいう「地位財」。
他人と比較することによって、自分の取っ手の勝ちが異なるもの。

家を建てるとして、自分は3000万円の家を建て、周りが2000万円だった場合と、自分が5000万円でまわりが6000万円だった場合を考える。

周りとの比較でそのものの価値は変わってくる。
それによって自分が受け取る価値は随分違う、ということが地位財。

これが服にもあると考える。
周りが高いのに自分が安いと…?
周りによって自分お服の価値が違ってくるわけです。

服には地位剤の傾向があったが薄れてきているということ。安くまとめているのが今は主流?

今は洋服のレンタル屋さんが繁盛しているそう。
月額で新品の服係放題。

これによって新規の客層が増え、売上にもつながっている。

●「保有バイアス」
一旦自分が保有すると価値が高くなり、手放すことに抵抗を感じてしまう傾向にあるということ。

これは個人的にも聞いたことありますし、自分も全くそうだと思いました。

又吉が売りにって安すぎると「じゃあ持っておこう」となってしまう、と言っていましたが、まさしくそうだし、自分もそんな場面結構ありました。

他の人からしたら大した価値でもないんですよね。きっと。

◎何かを決断する時に消費される意志力はつかうたびに消耗していく。

これって「決断疲れ」と似たような感じかなぁ、と。
仕事で立場的にいろいろと決めなければならない場面が増えてくると、プライベートでは力を発揮できないなんてときがありました。
燃え尽き症候群じゃないですけど、地元のイベントでも同じような立場になったんですが、ほとんど人任せでした。
なるほど、と自分自身で納得。

スティーブ・ジョブズがこれに近いものがあるんじゃないかということでピックアップ。
いつもクロのタートルネックとジーンズという出で立ち。
自分のクリエイティビティが確立されているひとはそこに注力しているので他に使わないということ。

 

●まとめ●
今回のオイコノミアは、自分の経験と重なるがいろいろとあって、共感できる部分が多々ありました。
客層にも作り出している側と、それに乗る側と両方知っておいて、どちらに注力をすれば、どういう結果になるか、ということを考えながら戦略を練っていくと、より納得のいく結果が得やすくなるのではないかな、と思いました。

 

 

オイコノミア 「経済学で考える 人生は運か努力か?」

9月6日水曜日
「経済学で考える 人生は運か努力か?」

講師:
大阪大学 社会経済研究所教授
大竹文雄

ゲスト:古坂大魔王

浅草の神社からスタート

 

●経済学で運をよくできるのか?ということがテーマ
→ 又吉の運を上げることができないが
社会全体で運が悪い人を救うことができる、と大竹教授。

 

なんだか大きなテーマです。
個人的にはみんな運を上げて欲しいとは思っていると思うんですけどね。

 

●競争が激しい世界だと
成功するためには運がすごく大事
だということ

進学、就職、昇進、結婚というテーマが人生にはつきもの。
これを運か努力で乗り越えていく必要があるんですよね。

 

将棋の藤井聡太四段も会見では運が良かったと言っていました。

 

運か努力か。

又吉は努力も大事だと説く。

古坂大魔王が登場。

 

PPAPの世界大ヒットを産んだ裏にはなにがあるのか。
経済学で説明した。

 

経済学では
努力や才能は自分の内側のもの
→ 内的要因

運、偶然で成功した場合は
→ 自分以外のもの外的要因

ピコ太郎のPPAPはどちらの要素もありました。

 

 

●ハロー効果
あるわかりやすい特徴にのみ引きずられ
評価がゆがめられること

SNSで口コミの評価が高い店と低い店があって、
多くの人が高い店の方に違いないと評価した場合、
本当は低いほうが好みだったとしても高いほうが美味しいと感じてしまう
ということを例えていました。
これがハロー効果。

 

ピコ太郎で言えば、ジャスティン・ビーバーに紹介してもらったことで
大ヒットに繋がったんですね。いわば外的要因。

 

これは、ジャスティン・ビーバーのような有名人でなくても起きると。

 

●ここで実験が行われました。
4枚の写真を見せて 1枚100円で買えたら?ということを町の人にやってもらいました。

ここで2パターン準備して、
①中身の見えない黒い箱に投票
②中身の見える透明の箱に投票
ということをやった結果、投票結果が違ったんですね。
②に明らかな偏りとみられるものが見えました。

中身が見えることによって他人の評価が自分の投票に影響した、
ということがわかります。

こう思うと個人的には中身が見えないほうがいいのかなぁなんて思ってしまいますけど
これを逆手に取ってビジネスに使っている人も世の中にはたくさんいるわけで。
特に悪いことではないと思うんですけど。

人が選んでいると、なんかこれがいいって思うんですよね。
それがいい、という理由を探してしまう感じになる。

友達があの子かわいい→ 言われてみて魅力に気づく だんだんかわいいところを探していく
と又吉。

 

誰かが投票すると影響されるものなんですね。
オリコンとかランキングとかそうなのかなって思います。

 

●なぜわざわざ運を経済学で勉強している?
成功は努力次第、運は関係ない
って思うと社会全体にとってにまずいことになると大竹教授

 

逆じゃないの?ってみんな思いました。

ここで問題
Q.すでに成功した人が成功は努力の結果って考えるとどうなる?

・聞いた人が頑張ろうと思う

・成功した人が努力が足りないから、と見てしまう

 

 

●社会にとってまずいこと
成功者が 「努力の結果成功したのだから稼いだお金を税金としてたくさん支払うのは納得がいかない」

税収が減る

道路、学校をつくることができない。

運に感謝すると税金を払いやすくなる

 

●街頭インタビュー
最近よかったことは?
内的要因か外的要因に分類

その後、10万円もらったらいくら寄付する?

 

■内的要因
2万4591円

■外的要因 運
3万333円

 

運のおかげと思う人のほうが寄付額が多いという結果に。
→ 他人のことを思うようになった。

アメリカの実験
内的要因より外的要因のほうが25%多く寄付した。

→ 運が良かったって思う人のほうが人は利他的になる

 

・周りに感謝するのが大事 又吉

 

●結論
成功した人が運良く成功したって思えば
税金や寄付が増える
貧困層にも富の再分配が増え社会全体に良い作用をもたらす

 

ここで、ちょっと注意すべきことも
努力がだいじってことがちゃんと伝わらないと
サボりがちにならないか 又吉

 

●学校や社会では成功は努力次第で決まると教える
今までの成功は運が良かった
これからの先は努力で決まるって考えるべき。

 

成功した人の殆どは
運が良かったからだ、と経済学の研究がある

たとえば又吉と古坂大魔王で競争をする

実力がある方が勝つのは当たり前だが
競争相手が増えてくると・・・?

トップ争いをする人が増え、実力が僅差になってくる

二人だけのときに比べ実力だけではわからなくなってくる

風を引いたり体調も出てくる
→ 運もある

 

とバーとHフランく教授

10万人トーナメント実験
家庭 実力98%
運2%

最も実力がある人が優勝する確率は?

→ 計算の結果 21.9%

意外に低い

 

なかなか成功しない人は運が悪い
成功した人は実力だ

 

一生に一度の運 又吉